秋の到来を感じる今日この頃、“秋の夜長”を楽しみたいと考えている方も多いかもしれません。
今回、「CRAFT WINE SHOP」では秋の夜長にぴったりな、香り高くゆったり楽しめる日本ワインを用意しました。 上質なアロマにやわらかな口当たり、複雑性を感じさせる風味と長い余韻、それでいてエレガント。長い夜の時間を特別なものにしてくれる、おすすめの日本ワインを紹介していきます。
秋の夜長にゆったりと楽しみたいワイン
秋から冬にかけて夜の時間が長くなることを意味する、「秋の夜長」。
過ごしやすい気候に虫の鳴き声が心地よく聞こえる秋の夜は、ゆったりとリラックスした時間を過ごす上で最適です。 秋の夜長を心豊かに過ごすため、読書や映画、音楽など趣味に浸る方もいれば、アロマで癒されたり入浴時間にこだわったり、あえて何もせずに夜風を浴びながら星を眺めたり...。 夜の時間を有意義に過ごすため、人それぞれ自分らしい時間の過ごし方を楽しんでいるはずです。
そんな中、“秋の夜長のお供はワインに決まり!”と考えている方もいるでしょう。 ご自身がお好きなワインを自由に楽しむことが最もリラックスできる方法ですが、秋の夜長にぴったりなワインを選んでみるのもおすすめです。 では、秋の夜長にぴったりなワインとは何か。 それを下記で紹介していきましょう。
香り高いワイン
秋の夜長にワインを選ぶのであれば、まず香りを重視しましょう。 ワインの香りには、原料ブドウに由来する香り「第1アロマ」と発酵の過程で生まれる「第2アロマ」、熟成に関与する香りの「第3アロマ」が存在します。 香りが抑制されたエレガントなワインも魅力的ですが、“秋の夜長”をキーワードにワイン選びをするのであれば、上記の香りをたっぷりと感じられるタイプのものがおすすめです。 果実、花、ハーブ、樽由来のヴァニラやスパイシーさ。 これらが香りの交響曲のように重なり合うワインには、リラックス効果も期待できるのではないでしょうか。 例えば、リラックス効果を高める過ごし方としてアロマを利用する方は少なくありません。 心地よい香りを嗅ぐことで副交感神経が優位となり、心も体もリラックスした状態で過ごすことができるからです。 香り高いワインであれば、香りだけでなくお酒の持つリラックス効果も手伝い、秋の夜長をより心地よいものにしてくれるでしょう。
ゆったりと飲めるワイン
喉を潤す爽やかでシャープなワインが好まれた夏が過ぎ、秋はゆったりと楽しめるワインが求められる傾向になります。 “夏だからがぶ飲み!”というわけではありませんが、夏場はワインのボディや要素にも軽快なタイプが求められるため、フルボディよりは早めに飲み切るようなワインが人気です。 一方、涼しい気候の秋になるとボリューム感のあるワインの需要が高まります。 のんびりとした時間が流れる秋の夜長だからこそ、ゆったりと飲めるボディ感のあるワインがおすすめです。 赤ワインであれば香りの要素が多く、熟成されたエレガントさと芳潤さを兼ね備えた上質なもの。 白ワインやオレンジワインであれば、樽熟成を経たボリューム感とまろやかさ、リッチさのあるものが秋の夜長にはぴったりです。 お好きな本や映画、音楽、ゲームのお供はもちろん、長い時間を一緒に過ごす身近な大切な人と一緒に、上質なワインをゆったりと楽しみましょう。
「CWS」厳選!秋の夜長にぴったりな日本ワイン
「CWS」では、秋の夜長にぴったりな日本ワインを2本用意しました。 香り高く、そしてゆったりと楽しめる上質な日本ワインです。
都農ワイン/プライベートリザーブ ピノ・グリ オレンジ 2023
日本ワインファンから根強い人気を誇るワイナリー、都農ワイン。
同ワイナリーが2018年より栽培にチャレンジしているピノ・グリのオレンジワインです。 灰色を意味するグリ系ブドウのひとつで、果皮が厚く香り高く力強いオレンジワインを生み出すことでも有名な品種です。 都農ワインのピノ・グリは南東向きの園地で風通しが良く、豊富な日照にも恵まれた牧内台地の95区に植栽されており、品種の特徴的な香りがしっかりと出た状態で収穫されています。
『プライベートリザーブ ピノ・グリ オレンジ 2023』は、⿊蜜や蜂蜜のような⽢い⾹りと紅茶などの香りが特徴的。 その後にはドライフルーツなどの濃密な香りが続き、スワリングによってリンゴの蜜や黄桃といった果実の甘い香りもあらわれます。 繊細なタンニンと穏やかな酸味、ブドウの果皮を思わせる苦味のバランス良く感じられ、一体感を楽しめる仕上がりです。 紅茶を思わせる優雅な風味、出汁をイメージさせるうまみ、きれいな余韻。
香り高くゆったりと飲める、秋の夜長におすすめしたいオレンジワインです。

都農ワイン/プライベートリザーブ ピノ・グリ オレンジ 2023
3,960円(税込)
ワインの詳細はこちら
丸藤葡萄酒工業/ルバイヤート マスカットベーリーA樽貯蔵バレルセレクト 2022
山梨県勝沼町の老舗ワイナリー、丸藤葡萄酒工業(ルバイヤートワイン)。
山梨県韮崎市穂坂地区の篤農家、保坂耕氏が丹念を込めて育て、その中でも厳選されたマスカット・べーリーA種のみを使用して醸された特別な赤ワインです。 同ワイナリーではプレミアムワインの位置づけであり、秋の夜長を特別な時間にしてくれるおすすめのワインとなっています。 ブドウの持つ要素をじっくりと抽出できるコールドマセレーションを行なっているだけでなく、野生酵母で醗酵、小樽でマロラクティック醗酵後にゆっくりと熟成させるなど、時間と手間をたっぷりとかけたこだわりの醸造。 熟したベリー系果実の濃厚かつ華やかな香り、さらに樽由来のヴァニラ香がそこに加わったリッチな香りが楽しめます。 まろやかで温かみのある口当たり、ふくよかでしっかりとした飲みごたえはプレミアムワインならでは。
さまざまな要素が絡み合う複雑な風味、そして長く美しい余韻。 これからの季節に、ぜひ楽しんでほしい1本です。

丸藤葡萄酒工業/ルバイヤート マスカットベーリーA樽貯蔵バレルセレクト 2022
3,300円(税込)
ワインの詳細はこちら
まとめ
秋の夜長、リラックスできる大人の時間を演出してくれるのが香り高く、ゆったりと飲めるワインです。 グラスから立ち上がる華やかな香りとまろやかな口当たり、複雑でリッチな風味と長く美しい余韻。
ぜひ、本記事で紹介した日本ワインを秋の夜長のお供に添えてみてはいかがでしょうか。