日本には、世界に誇るべき食品が数多く存在します。 その中でも、注目されているのが「国産オリーブオイル」です。 じつは今、上質なオリーブオイルを生産する産地として注目されているのが、鹿児島県であることをご存じでしょうか。
今回、「CRAFT WINE SHOP」では希少な鹿児島県産オリーブオイル「鹿児島ブレンド」を入荷。
日本ワインとの相性も抜群な、高品質国産ブレンドオリーブオイルを紹介します。

鹿児島県産オリーブについて
「鹿児島ブレンド」は、日置市で栽培されているオリーブから生産されているオリーブオイルとスペイン産オリーブオイルをブレンドしたオリーブオイルです。
国産オリーブオイルと言うと香川県の小豆島をイメージされる方も多いかもしれませんが、じつは鹿児島県日置市は、“本土最南端のオリーブ栽培の一大産地”と呼ばれています名産地でもあります。 フレッシュでえぐみもなく、爽やかな酸味と心地よい苦味が感じられる鹿児島県産オリーブオイルは、オリーブオイルの本場スペインでも高く評価され話題となりました。
今や日本有数のオリーブ産地として知られる日置市ですが、オリーブ栽培の歴史は10数年ほど。
なぜ、日置市がオリーブ栽培で注目されるようになったのか、その秘密をお伝えしましょう。

日置市の地域活性化を目指したオリーブ事業
日置市のオリーブ事業がスタートしたのは、2012年に大手企業の半導体子会社が閉鎖したことがきっかけでした。 地域に発展に寄与してきた工場の廃止により地域の危機に陥った日置市。 地域活性化や産業振興を官民で推進するため、新産業創出として「オリーブ6次産業化」があげられたことで、オリーブ事業がスタートします。
日置市のオリーブ栽培地は、海と山に囲まれた温暖な気候であること、オリーブ栽培に適した豊かな土壌があることなど、オリーブ栽培に適した産地だと言います。 しかし、1900年初頭に政府が鹿児島県にオリーブ栽培を命じた際、温暖な気候である一方で台風や多雨による影響によりオリーブ栽培は断念され、それ以降この地でオリーブ栽培は行われていませんでした。
そんな中、日置市では2013年から本格的にオリーブの栽培がスタート。 この土地の気候風土に合う品種を時間をかけて選定していった結果、スペイン原産の種が日置市のような多雨な環境に耐性があることを発見しました。 当時は栽培品種を4種にしぼり込み(現在は5種)、同市はオリーブ収穫を目的とする市民の方に配布しながら、市内での植栽本数を増やしていったと言います。
(2021年には、7,600本以上が植栽されたとのこと!)
さらに、スペイン以上に多雨である日置市でオリーブを栽培すると、辛みや苦味、えぐみの少ないマイルドなオイルになることも発見されました。
鹿児島県産オリーブの誕生
質の高いオリーブを栽培・収穫できたら、次はついに加工品の製造です。 2014年10月、日置市に銀行や市内企業の出資によりついに、「鹿児島オリーブ(株)」が設立されました。
2019年度には約4トンのオイル用果実を収穫し、105kgのオイルを搾油したことで、日本における国産オリーブオイル産地としての存在感を示すことに。 鹿児島県産オリーブオイルは、「日置オリーブ農園」で収穫されているオリーブからつくられており、国際的なオリーブオイルコンテストでも高く評価されています。
「鹿児島オリーブ」は、「オリーブの栽培から加工、販売を通じて地域を活性化」することを目的としており、優れたオリーブオイルの製造はもちろん、オリーブを使用した加工品の製造、ブランド化、販路開拓など地域活性化のために、今も国内外を奔走し続けています。
オリーブオイルへのこだわり
「鹿児島オリーブ」では、オリーブの収穫後24時間以内の搾油、出荷までの間は定温倉庫で保存するなど、オリーブオイルを酸化による劣化から守っています。
また、オリーブをあえて早摘みすることでオリーブ本来の香りや個性を生かした、ほかでは味わえないフレッシュなオリーブオイルを生み出しているところも特徴です。
オリーブの実は、1粒ずつ丁寧に手摘みされており、常に最高の状態で使用されている点も魅力でしょう。
収穫から選定、搾油、瓶詰め、梱包・発送まで、品質維持のために全て本社工場で一貫して行うといった徹底ぶりも見逃せないこだわりです。 ちなみに2025年、「鹿児島オリーブ」は世界最大のオリーブ産業展EXPOLIVA2025へ初参加。 海を渡り、鹿児島県産オリーブオイルが本場スペインでも注目される存在へと成長しているのです。


おすすめオリーブオイル「鹿児島ブレンド」
鹿児島県、日置市の誇るオリーブ産業。 そんな日置市からとっておきのオリーブオイルが届きました。 それが、「鹿児島ブレンド(鹿児島オリーブ)」です。
「鹿児島ブレンド」は、“ブレンド”の名の通り、鹿児島県産とスペイン産のオリーブオイルがブレンドされた、徹底したコールドチェーンで鮮度を守り抜いた贅沢極まる特別な1本です。鹿児島県産オリーブは、早摘みならではのフレッシュな青いバナナのような香りが特徴で、契約農家から直輸入したスペイン産のオリーブは完熟させることで現れるアロマのような華やかな香りが特徴とのこと。
「鹿児島ブレンド」は、まず口に入れた瞬間のまろやかさと爽やかさ、フレッシュ&フルーティーな味わいに驚かされます。 後味には心地よい苦味が残り、まろやかなだけではない洗練された味わいです。 繊細な日本ワインの味わいとも抜群に相性が良く、中でも岩塩をサッとかけた「鹿児島ブレンド」と、ほのかな甘みを持つ白ワインとのペアリングは至福。
ちなみに、冷たい状態は鹿児島県産オリーブオイルらしさが際立ち、熱を加えることでスペイン産のアロマティックな香りが出てくるため、料理によって味わいの変化を楽しめるところも特徴でしょう。 醤油や岩塩といった塩味との相性も良く、お刺身全般、鳥刺し、お豆腐料理、焼き魚など和食との相性も良好。 抗酸化作用も期待できるオリーブオイルだけに、毎日のお味噌汁にちょっと入れるだけでも良さそう。
「CRAFT WINE SHOP」では、「鹿児島ブレンド」を90g、180gの2サイズ入荷。 日置市とスペインの魅力が詰め込まれた、高品質なオリーブオイルを、ぜひお試しください。
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・鹿児島オリーブ/鹿児島ブレンド(オリーブオイル)90g
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・鹿児島オリーブ/鹿児島ブレンド 大 (オリーブオイル)180g
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まとめ
鹿児島オリーブでは、鹿児島県産オリーブオイルを通じた、さまざまな活動を展開。 湯田キッザニアでは、子供たちにオリーブの初摘み体験や工場見学、オリーブの葉を使ったハーブソルトづくりなど体験してもらうなど、地域活性化のためにユニークな活動を続けています。
美味しいだけではなく、地域の成長の鍵である鹿児島県産オリーブ。
オリーブオイルとともに、そのストーリーにも注目してみてください。