気がつけば今年も残りわずか。 年末に向けて、さまざまな予定を立てはじめた方も多いかもしれません。 さて、日本における年末の文化的慣習のひとつに「お歳暮」があります。 年末にお世話になっている方に感謝の気持ちを伝える贈り物の慣習ですが、今年はぜひ日本ワインを贈ってみてはいかがでしょうか。
今回、「CRAFT WINE SHOP」では、年の暮れのご挨拶にふさわしい日本ワインを厳選。 感謝の気持ちを伝えることができる、特別な日本ワインです。
お歳暮とは?
お歳暮は、1年お世話になった方への感謝の気持ちを込めて贈る品物のことです。 日本における年末の慣習として広まっているお歳暮ですが、「歳暮回り」という年末のご挨拶の際に手土産を持参していたことが始まりといわれています。 お歳暮というと、仕事上のお付き合いや親戚、お世話になっている方たちに贈るイメージですが、近頃では親しい友人など身近な方に贈ることも多いようです。
ちなみに、お歳暮を贈る時期は、東日本だと11月下旬から12月20日頃まで、関西は12月13日から12月20日頃まで。 厳密な決まりはないようですが、12月20日までに贈るのが丁寧な対応かもしれません。 “お歳暮離れ”が叫ばれている昨今ですが、日本らしい文化的慣習はまだまだ健在。 2026年の年の暮れは、お世話になった方々に感謝の気持ちを込めてお歳暮を贈ってみてはいかがでしょうか。
お歳暮には日本ワインがおすすめ!
お歳暮を贈るうえで、最も悩むのが品物選び。 お歳暮の品物として和菓子や洋菓子、肉、農産物、海鮮などが選ばれることが多いようですが、お酒も人気の品物です。
しかし、お酒と一口に言ってもその種類はさまざま。 どんなお酒を選ぶべきか、さらに悩みが膨らんでしまうのではないでしょうか。 そこでおすすめしたいのが、日本ワインです。 その理由について、お伝えしましょう。
ワイン自体に華やかな印象がある
お酒にもさまざまな種類がありますが、なかでもワインに、“華やか”というイメージを持つ方が多い傾向です。 お歳暮で贈られた品物を年末年始に利用される方も多いかもしれませんし、おひとりまたはご家族の特別な時間に利用するケースもあるでしょう。
とくに年末年始はごちそうが食卓に並べられることもあり、そこにワインがあるだけでその場がより華やかな印象になります。 お歳暮だからこそ、普段より少し良いワインを贈れば、さらに華やかさと特別感がアップ。 ワインは受け取った側の気分を高める、贈る側にとってもメリットの大きい品物ではないでしょうか。
“日本のワイン”という希少価値の高さ
日本ワインの認知度は少しずつ広まっているものの、まだまだ日本で、“本格的なワイン”がつくられていることを知らない方は少なくありません。 さらに海外のワインと比較して生産量は圧倒的に少なく、日本ワインファンから人気のある有名ワイナリーのワインとなれば、より入手は困難です。「CRAFT WINE SHOP」がお歳暮におすすめしたい日本ワインも希少価値が高く、海外の有名産地でつくられているものと比肩する品質のものばかり。 日本でつくられているワインというだけで特別感がありますが、さらにそのなかでも希少価値が高いワインとなれば、受け取った側のその高揚感は容易に想像できるのではないでしょうか。
もちろん、“日本でつくられたワイン”という話題のきっかけにもなるなど、日本ワインはその場の主役になってくれるはずです。
安心して贈れる品質の高さ
お歳暮に日本ワインがおすすめの理由として、シンプルにおいしいという理由があります。 “昔飲んだ日本のワインはイマイチだった”など、日本ワインに良いイメージを持っていない方がいるのは事実です。
しかし、ここ数十年で栽培技術や醸造技術、目指す味わいが大きく変化し、今では世界的なワインコンクールで受賞する日本ワインも増え続けています。 日本ワインは、赤・白・ロゼ・オレンジ・スパークリングのどれを見ても、日本人の繊細な味覚に合う洗練された味わいに仕上げられており、体全体に染み込んでいくようなピュアなおいしさが特徴です。 裏を返せば、海外産のパワフルなワインは飲み疲れる、お酒を普段はあまり飲まない、ワインをあまり飲んだことがないという方に受け入れられやすい味わいと考えることもできます。 お歳暮を贈る方がどれだけワインを飲んでいるのか、そもそもワインがお好きなのかもわからないケースもあるでしょう。 日本ワインは、“飲みやすい”と言われていますが、飲みやすいということは、“おいしい”ということ。 品質は確かなので、安心してお歳暮に贈ることができるはずです。
幅広い料理に合わせやすい
日本ワインには、幅広い料理に合わせやすいという特徴があります。 イタリアンやフレンチ、洋風に調理した料理はもちろんですが、和食や、選び方によってはエスニックとのペアリングも難なくこなします。 日本ワイン自体が主張し過ぎない味わいであるため、料理の味を邪魔しません。 だしの風味が重要な和食のうまみを引き立てるほか、醤油やみりん、酒、砂糖という甘めの味付けにも寄り添います。
とくに、日本の白ワインやスパークリングワインは生魚との相性もよく、年末年始の食卓でも活躍してくれるでしょう。 “ワインだから料理は洋風にしなければならない”という先入観は、日本ワインには不要です。 お歳暮を贈る方の手を煩わせないものを選ぶことも、真心のひとつではないでしょうか。
CWSが選ぶ「お歳暮」におすすめの日本ワイン3選
日本ワインは、お歳暮にぴったりな品物です。 日本ワイン専門のオンラインショップ「CRAFT WINE SHOP」が厳選した、お歳暮におすすめの日本ワイン3選を紹介します。
平川ワイナリー/ミライ メトード・トラディショネル 2021
北海道余市の人気ワイナリーが醸す、シャンパーニュ製法でつくられたスパークリングワイン。 平川ワイナリーのオーナーである平川敦雄氏は、栽培家・醸造家・ソムリエの3つの顔を持つ、日本ワイン界を牽引するカリスマ的存在であり、その品質は世界の名だたる銘醸地をも凌駕します。 <ミライ メトード・トラディショネル 2021>は、北海道・余市産の白ブドウ100%から生まれる辛口のスパークリングワインで、原酒は収穫初期の9月下旬に健全果のみの収穫を行い、4年間の瓶内二次熟成で、酵母の澱と接触させて泡のきめの細かさと旨みを引き出したこだわりの仕上がり。 柑橘のフレッシュな香りと溌剌とした酸、熟成がもたらすうまみ、長い余韻に酔いしれます。

平川ワイナリー/ミライ メトード・トラディショネル 2021
税込9,900円
ドメーヌ・コーセイ/塩尻片丘メルロー バレルエイジド 2020
「ミスター・メルロー」の異名を持つ、長野県塩尻市片丘にあるワイナリー「ドメーヌ・コーセイ」の代表で醸造家でもある味村興成氏が手がける赤ワイン。 塩尻市片丘地区の上質なメルローを、日本ワイン専門商社のCruXが比較試飲のうえ選抜した、各ヴィンテージ最上級のキュヴェです。 日本の赤ワインの印象が180度変わってしまうような品質の高いメルローで、食事なしで単体で満足感を得られます。 エレガントな酸、凝縮感のある味わいと滑らかなタンニンが調和し、心地よい余韻。 今飲んでも素晴らしい品質ながら、まだまだ熟成のポテンシャルも備えています。 ヴィンテージ違いのセットもあるため、そちらもお歳暮用としてご検討ください。

ドメーヌ・コーセイ/塩尻片丘メルロー バレルエイジド 2020
税込8,800円
山﨑ワイナリー/シャルドネ 樽醗酵 2024(白)750ml
石狩平野を見渡せる北海道三笠市の丘陵地で、ブドウ栽培とワイン造りに取り組んでいる家族経営のワイナリー。 三笠市達布の自社圃場で収穫されたブドウにこだわり、三笠市のテロワールを大切にしたワインを醸し続けています。 <シャルドネ 樽醗酵 2024>は、シャルドネ100%で丁寧に仕込まれた白ワイン。 美しい黄色がかった色調、柑橘系果実や果皮の冷涼な香りと、黄色い花などの複雑な香りが特徴です。 複雑な果実味と、この土地らしい余韻の長い酸味がきれいに続く、洗練された仕上がり。 複雑性を感じさせながらも、すべての要素が調和するバランスの良い1本。 刺身や寿司、天ぷら、だし系の料理など、和食に合わせやすいため、年末年始の食卓で活躍してくれそうです。

山﨑ワイナリー/シャルドネ 樽醗酵 2024
税込4,400円
まとめ
今回紹介した日本ワインは、どれも生産者の想いと哲学が詰め込まれた珠玉のワインです。 今年1年お世話になった人へ、ぜひ今年は日本ワインをお歳暮に贈ってみてください。