秋になると、“ボディ感”の強いワインが飲みたくなります。 白や泡より赤ワイン、ライトボディよりミディアムボディ、温度も上げてゆっくりとグラス1杯のワインを味わいたくなるものです。 しかし、近年10月上旬であっても半袖1枚で快適な日があるなど、“秋”を体感できる季節はまだまだ先。
今回、「CRAFT WINE SHOP」では、まだまだ暑い“秋の入口”におすすめしたい冷やしておいしい日本ワインを集めました。 ぜひ、“暑い秋”のお供にお試しください。
まだまだ暑い…秋には冷やしたワイン!
近年、秋と聞いて“肌寒さ”を感じる人は少なくなっているかもしれません。 すでに体感されていると思われますが、日本気象協会の予測どおり2026年9月も厳しい残暑が続き、地域によって30℃超えの日が連発しています。 また、10月の気温も平年と比べると暖かく、秋の深まりは遅れると見込みとのことです。
しかし、日本人は季節感を大切にしていることもあり、きのこやさつまいも、かぼちゃ、里芋など秋を感じさせる食材を食べたくなります。 さらにサンマ、秋鮭、戻りカツオ、シカやイノシシなどの「ジビエ」など、普段の食事がいつのまにか、“秋色”に染まっている方も多いはずです。 だからこそ、選びたくなるのは秋を感じさせるワイン。
- 香り豊かで口当たりまろやか、ふくよかさを感じる白ワイン
- 香り豊かで高い酸味と渋み、土っぽさを感じさせるライトよりのミディアムボディの赤ワイン
もちろん、上記一択ではないものの、夏のワイン選びと比較すると秋のワインは、“ふくよかでボディが強め”になるはずです。
しかし、日本の秋はまだまだ暑い。 気分は、“秋”でも脳は今もなお“夏”を求めているのではないでしょうか。 秋だから、秋らしいワインを飲まなければいけない決まりはありません。 秋も、冷やしておいしいワインを楽しんでいきましょう。
冷やしておいしいワイン①
ワインを冷やすと、下記のような特徴が際立つようになります。
- 香りが控えめになる
- 酸味が際立つ
- ワインのボリューム感が抑えられる
- テクスチャーを感じやすくなる
- スパークリングであれば泡のキメが細かくなる、など…
“スパークリングワインやフレッシュな白ワインは冷やすべき”と言われる理由として、これらワインは上記の特徴が感じられると、よりおいしく感じられるからです。 また、甘口ワインやスパークリングワイン、果実味が強めの白ワインは、しっかりと冷やすことで甘さが上品になり酸味とのピントが合うようになります。
一方、秋を感じさせるような樽熟成をさせたふくよかでクリーミーな白ワインの場合、気持ち温度を上げることでそのふくよかさが際立ちリッチになるため冷やしすぎには注意しましょう。 スパークリングワイン、フレッシュな白ワイン。 まず、これらは暑い秋の日にもしっかりと冷やして飲みたいワインです。
冷やしておいしいワイン②
冷やしておいしいワインは、スパークリングワイン、フレッシュな白ワインだけではありません。 チャーミングな果実味、渋みと酸味も穏やかでライトボディの赤ワインは、冷やすことでフレッシュ感がアップするため、常温とは違うおいしさを楽しめます。 赤ワインを冷蔵庫でしっかりと冷やす、または氷を入れたワインクーラーで冷やして飲むスタイルは、「チルド・レッド」と呼ばれており、今海外で大人気とのこと。 夏の飲み方とイメージされますが、まだまだ暑い秋口にもおすすめの飲み方です。
そして、ロゼワインとオレンジワインも、ぜひしっかりと冷やして飲んでみてください。 ロゼワインは冷やすことでジューシーさが際立ち、渋みも少し強めになるため骨格のあるリッチな印象に。 オレンジワインも、オレンジピール、スパイスなどの複雑な香りがまとまり、ほのかな苦みがボディ感を高めてくれるメリットがあります。 “秋口もやっぱりワインを冷やしたい!でも、少しだけ秋も感じたい”。 そんな方は、ライト寄りのミディアムボディの赤ワイン、ミディアムボディのロゼワインやオレンジワインを選んで冷やして飲んでみましょう。 秋の食材を使っていたとしても、こってりすぎない、前菜として楽しめるような料理であれば抜群の相性を示すはずです。
CWS厳選!秋でもイケる冷やしておいしい日本ワイン
まだまだ暑い秋。 「CRAFT WINE SHOP」では、秋でもイケる冷やしておいしい日本ワインを厳選しました。 ぜひ、蒸し暑さが続く日本の秋にこれら日本ワインを選んでみてください。
NIKI Hills ワイナリー/HATSUYUKI 2025
日本ワインファンから絶大な信頼を得ている、北海道余市郡仁木町の「NIKI Hills ワイナリー」。 同ワイナリーのフラッグシップと言える1本が、「HATSUYUKI」です。 ケルナーが持つアロマを最大限に表現するために12℃での低温発酵、キリッとした北海道らしい酸に加えて、アロマとテイストにおける層の厚みを表現した、上質な1本。 しっかりと冷やすことで、ケルナーの華やかな香りが上品さを纏いよりエレガントな印象に。 際立つきれいな酸味、複雑な風味、心地よい秋の風を感じさせるような味わいを楽しめます。

NIKI Hills ワイナリー/HATSUYUKI 2025
税込6,600円
フジクレールワイナリー/LADY beetle GREEN. N
世界に比肩するクオリティのワインを醸す、山梨県のフジクレールワイナリー。 「LADY beetle GREEN. N」は、山梨県の契約栽培農家「新谷慶太」さんのデラウェアを使用した1本で、あえて熟す前のまだ青い状態「青デラ」を収穫して醸造されています。 デラウェアらしい芳醇な香りと果実味、シャープな酸味が特徴です。 白泡は冷やしておいしいワインの定番ですが、デラウェアのような香り豊かな品種は冷やすことでさらにおいしさが際立ちます。 和食との相性も抜群なので、サンマや生牡蠣、新そばのもりなどと合わせてみてください。

フジクレールワイナリー/LADY beetle GREEN. N
税込3,850円
都農ワイン/キャンベル・アーリー2025(ロゼ甘口)
宮崎県はもちろん、九州地方を代表するワイナリーのひとつ、都農ワイン。 代名詞ともいえるキャンベル・アーリーからつくられた、人気ワイン「キャンベル・アーリー2025」です。 ロゼの甘口仕立てで、イチゴやアセロラなどのしっかりとした赤い果実、白桃やサクランボなどの有核果実の甘い香り、アセロラを重せるフレッシュで甘酸っぱい風味、そして上品な甘みと酸味。 余韻も長く、心地よさがいつまでも続きます。 甘口タイプなので冷やすと甘さが控えめになり、全体のバランスがより整いエレガントな印象に。 チキン南蛮に合うワインとしても有名なので、秋の食材を使った甘じょっぱいタレを使った料理と合わせてみてはいかがでしょうか。

都農ワイン/キャンベル・アーリー2025(ロゼ甘口)
税込1,760円
まとめ
日本の秋は、まだまだ暑い。 冷やしておいしいワインは、そんな暑さを吹き飛ばしてくれる存在です。 ぜひ、本記事で紹介したワインをそろえ、本格的な秋の到来に備えましょう!