長年にわたり社会に貢献してきたご老人、そして長寿を祝うことを趣旨として設けられている、「敬老の日」。 2025年は、9月15日(月・祝)が敬老の日となっています。
そんな敬老の日に親や祖父母、親戚が集まり、美味しい料理とお酒でお祝いしたい、そんな方もいるかもしれません。
今回、「CRAFT WINE SHOP」では敬老の日におすすめの日本ワインを2本用意しました。
大切な日を彩る、CWSおすすめの日本ワインです。
ぜひ、参考にしてみてください。
敬老の日を日本ワインでお祝い!
敬老の日は、長年にわたり社会に貢献してきたご老人、お年寄りを敬い、健康長寿を願う日として1966年に設けられた国民の祝日です。(2001年に祝日法が改正され、2003年からは9月の第3月曜日が敬老の日となっています。)
2025年の敬老の日は、9月15日(月・祝)。
当日、またその前後に親や祖父母、親戚などが一同に集まるお祝いをされるご家庭も多いのではないでしょうか。 ちなみに、敬老の日でお祝いされる方の年齢は決まっておらず、今では70代を迎えてから、またはお孫さんが誕生したことをきっかけにお祝いするといったケースも増えているようです。
さて、敬老の日のお祝いをするのであれば、華やかな食事を楽しみたいところ。 そんな時、おすすめなのが日本ワインです。 その理由がこちら。
日本らしさと華やかさを演出
日本ワインの魅力は、“日本でつくられている地酒であるところ”と“ワインが持つ華やかさ”を兼ね備えている点です。 敬老の日というと日本酒やちょっと良いビールといったイメージがありますが、「度数が強すぎる・お酒だけでおなかいっぱいになってしまう・新鮮味がない」といった理由から、これらお酒以外を揃えたいと思う方もいるかもしれません。
また、お酒を飲むのはお祝いされる方だけではないケースもありますし、その中には普段お酒を飲み慣れていない方、女性の方などもいるでしょう。 輸入ワインも魅力的ですが、日本らしさという点では少し異なる、数も膨大なので選ぶまでに時間がかかり結局普段通りのお酒に…。
だからこそ、日本ワインです。 世界で認められる品質へと成長しており、もう昔のお土産ワインのクオリティではない。 複雑性に富みながらも飲みやすく、日本人の繊細な感覚に寄り添ってくれる。 “こんな素敵なワインがあるんだね”と、喜ばれること間違いなしです。
ペアリングの幅が広く楽しい食事空間に
日本ワインは、“和食と合わせやすいワイン”といった魅力も持っています。 日本生まれのブドウ品種はもちろん、国際品種を使用していても、どこか和のニュアンスを感じる香りや風味、懐かしさを感じるものが少なくありません。 だからと言ってクオリティは低くなく、その品種特性もしっかり出ているため、他国にはない魅力を持つワインとして今注目されています。 その繊細さは和食の味わいともよく合いますし、生魚をはじめ、クセの強いイクラやウニ、貝類といった生の魚介類ともぶつかりません。 洋食はもちろん、中華やエスニックといった個性的な料理とも喧嘩することなく、寄り添ってくれるためペアリングに悩む必要がないのです。
ちなみに、敬老の日の行事食にこれといった決まりはありません。 それでも、“お祝い・おめでたい”といったテーマから、お赤飯やちらし寿司、お刺身盛り合わせ、エビ、鯛、あわび、煮物料理が好まれやすいと言われています。 これらの料理や食材は、日本ワインと相性が抜群ですし、もしローストビーフやすき焼きなど肉類を組み合わせても問題なくペアリングさせることができるでしょう。
1年に1度やってくる晴れやかな敬老の日だからこそ、ぜひ日本ワインで最高の思い出を演出してみてください。
CWSが敬老の日におすすめしたい日本ワイン2選
「CRAFT WINE SHOP」が敬老の日におすすめする日本ワイン。 華やかさを演出するスパークリングワイン、そして長期熟成された甲州ワインの2本を紹介していきましょう。
ヴィノーブルヴィンヤード/シャルドネ&ピノノワール スパークリング 2021
広島県三次市の人気ワイナリー ヴィノーブルヴィンヤードが醸すスパークリングワイン「シャルドネ&ピノノワール スパークリング 2021」。
“グランヴァンを好まれる方に飲んでほしい”といった想いでワインづくりを行うワイナリーで、その品質は世界でも高く評価されています。
「シャルドネ&ピノノワール スパークリング 2021」は、自社園で栽培・収穫されたシャルドネとピノ・ノワールを使用した、シャンパーニュスタイルの1本。
樽発酵後、樽熟成を9ヶ月、ステンレスタンクでの熟成を6ヶ月、その後瓶内二次発酵を行っています。 驚くべきことに、その後の瓶熟成は44ヶ月、ルミアージュを行い1本1本手作業で丁寧にデゴルジュマンを行いさらに2ヶ月熟成させた長期熟成タイプのスパークリングワインです。
本場シャンパーニュの高級レンジであるミレジム(ヴィンテージ)では、瓶詰め後に最低36ヶ月以上の熟成が義務付けられていますが、その規定よりもはるかに長い44ヶ月は異例。
複雑な香りと風味、フレッシュな酸、永遠に続くかと思わせる長い余韻はシャンパーニュを凌駕するクオリティです。 また、抜栓後時間の経過とともに表情を変化させるところも楽しさの秘密。 敬老の日のお祝いにぴったりです。

ヴィノーブルヴィンヤード/シャルドネ&ピノノワール スパークリング 2021
税込12,000円
ワインの詳細はこちら
シャトー勝沼/甲州 2005
日本におけるワイン銘醸地、山梨県勝沼町に位置する老舗ワイナリー「シャトー勝沼」。
「甲州 2005」はその名の通り、2005年ヴィンテージ、つまり20年熟成された甲州ワインです。
質の高い甲州を生み出す名門と知られているシャトー勝沼ですが、同ワインは山梨県甲州市勝沼町菱山地区で栽培された良質なブドウを遅摘みしたもので、辛口タイプながらほんのり甘口に仕上げられています。 低温発酵によって香りが残るようにつくられているため、香りも華やかでお祝いの席にぴったりです。 日本ワインでも珍しい長期熟成タイプのワインで、品質が担保されたものと出会えるのはかなりレア。
さらに、ほんのり甘口なので幅広い料理と合わせやすいフードフレンドリーなワインでもあります。 醤油、みりんや酒、だし、味噌といった和の調味料とも抜群の相性ですし、鯛の塩焼き、うなぎなどワインとの相性が難しそうな料理でも難なくこなします。
長寿を敬う日だからこそ、長期熟成の日本ワインが合う。 ぜひ、手に取ってみてください。

シャトー勝沼/甲州 2005
税込8,800円
ワインの詳細はこちら
まとめ
敬老の日だからこそ、華やかなお酒でお祝いしたい。 そんな方は、ぜひ日本ワインを揃えてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した、ヴィノーブルヴィンヤード「シャルドネ&ピノノワール スパークリング 2021」、シャトー勝沼「甲州 2005」は敬老の日にぴったりな日本ワインです。
ご家族が集まる大切な機会、ぜひ敬老の日を日本ワインでお楽しみください。