じめじめした日が続く、梅雨の時期。 雨天の影響から屋内で過ごすことが増える時期だからこそ、気分だけでもすっきりさせたいところです。 今回、「CRAFT WINE SHOP」では、そんな梅雨時期だからこそ飲んでほしい日本ワインを厳選。 6月頃に旬を迎える魚介類にもぴったりな、「泡・赤・オレンジ」の3本を紹介します。 梅雨時期のワイン選びに悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。
梅雨時期だからこそワインで気分を上げる!
気象庁では梅雨を、「晩春から夏にかけて雨や曇りの日が多く現れる現象、またはその期間」と定義しています。(参考:気象庁https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq33.html) 梅雨は、雨や曇りの日が続き、さらに湿気も多いことから不快指数が高くなる時期。
そのため、気持ちがふさぎがちな日が増えるかもしれませんが、梅雨時期だからこそおいしいワインと食事で気分を上げていきたいところです。 梅雨時期のワイン選びのコツを、2つ紹介します。
梅雨時期に飲みたい「気分をスッキリさせる」ワイン
梅雨の時期は、気温や湿度が高まるため、なんとなくむっとした空気になりがちです。 そんな時は、「気分をスッキリさせる」か「空気感に合わせる」といった視点でワインを選んでみましょう。
まず、「気分をスッキリさせる」時に選びたいのがスパークリングワインです。 フレッシュ&フルーティーな白ワインもおすすめですが、じめじめした気分をすっきりさせるという意味では、“泡”が必要になります。 黒ブドウメインのブラン・ド・ノワールやロゼも魅力的ですが、柑橘をはじめとしたフレッシュな果実感が欲しいため白ブドウ主体のつくりがおすすめ。 甘辛度は、糖分を残さないブリュット・ナチュールから、ほのかな甘さを感じるタイプなど、その時の気分に合わせて選んでみてください。
ちなみに、真夏の炎天下という時期ではない分、柔らかな口当たりと華やかな香りが楽しめるシャルマ方式(タンク内二次発酵)でつくられたスパークリングワインだと、よりカジュアルに楽しめるのではないでしょうか。
梅雨時期に飲みたい「空気感に合わせる」ワイン
梅雨時期のワイン選びには、「空気感に合わせる」といった方法もあります。 “じめじめ気分をスパークリングで吹っ飛ばす”は定番ですが、あえてこの梅雨時期の空気感に合わせていくといったワイン選びも楽しいものです。 では、どんなワインを選べばよいのか。 おすすめは、軽快な赤ワインとオレンジワインです。 まず、ライトボディからミディアムボディの中間程度の赤ワインを選びましょう。 ベリー系の香りや梅、ハーブなど爽やかでフルーティー、果実の甘さと爽やかな酸味を楽しめる軽快なワインは梅雨時期の雰囲気にマッチします。
さらに、やや土っぽさや複雑性を感じる赤ワインであれば、雨の日の香りや空気感とどこか共通点を感じるため、サンサンと輝く太陽がまぶしい真夏の日とは違う楽しみ方ができるでしょう。 次に意外なところで、オレンジワイン。 オレンジワインは、白ブドウの果皮と果汁を長期間接触させるスキンコンタクトを経てつくられている人気のワインスタイルです。 果皮由来のポリフェノールの影響によってタンニンはやや強めで、紅茶、ドライアプリコット、焼き菓子の香りなど一般的な白ワインとは違った個性を持っています。 ワインにはテクスチャーがあり、爽やかでありながらまろやかな印象なので軽い赤ワインのようなイメージ。 ロゼワインのようなフルーティーで爽やかな味わいとは違う、どこか温かみを感じる味わいが梅雨時期の雰囲気とマッチします。 また、オレンジワインは冷やしすぎなくてもおいしく飲めるため、体を冷やしすぎないところもポイント。 ペアリングの幅も広く、じつは梅雨時期にぴったりなワインなのです。
6月頃に旬を迎える魚介類にも合う!CWSおすすめの日本ワイン3選!
ここからは、梅雨時期に飲んでほしいCWSおすすめの日本ワインを3選紹介します。 今回、6月頃に旬を迎える魚介類に合わせたくなるようなワインをチョイスしました。 「初かつお(上りかつお)」、6月から7月頃に旬を迎える脂がたっぷりと乗った入梅イワシ、この時期に甘みが強くなる桜えびなど、梅雨時期だからこそ楽しめる味覚とのペアリングを楽しんでみてください。
マンズワイン/酵母の泡 甲州
マンズワイン(勝沼ワイナリー)でつくられる、大人気スパークリング『酵母の泡 甲州』。 質の高い甲州を国内では数少ない「シャルマ方式」にて仕込んだ、本格的な1本です。 二次発酵の後、一定期間ゆっくりと時間をかけて育成を行うことで、繊細できめ細かい泡と豊かな香り、クリーンでフレッシュな味わいを実現。 グレープフルーツを思わせる柑橘、白桃、梨のフレッシュでフルーティーな香り、ほど良い甘さを残しているところもポイントです。 入梅イワシのお造りなど刺身系はもちろん、桜えびの天ぷらなど揚げ物との相性も抜群。 優しい甘みを感じるため、幅広いペアリングを楽しめます。 梅雨のじめじめをすっきりさせたい方におすすめです。

マンズワイン/酵母の泡 甲州
税込2,200円
広島三次ワイナリー/ TOMOE マスカット・ベーリーA 柳ヴィンヤード 2023
広島県はもちろん、日本を代表するワイナリーのひとつとして知られている、広島三次ワイナリー。 『TOMOE マスカット・ベーリーA 柳ヴィンヤード 2023』は、三次市の農家・柳氏管理の農園で収穫されたマスカット・ベーリーAのみを使用した、贅沢な1本です。 マセラシオン・カルボニック法と呼ばれるボージョレ・ヌーヴォーなどで用いられている手法が採用されており、ストロベリーのような甘さを感じる香りが特徴的。 それでいて酸は豊富でフレッシュ、タンニンは強すぎずバランスの良い1本に仕上がっています。 果実の甘みがあり、ミディアムボディに近いボディ感なので力強く強めの料理との相性も◎。 初かつおのたたきや煮付け、甘辛しっかりと煮付けた入梅イワシなど、6月に食べたくなる魚介料理と合わせてみてください。

広島三次ワイナリー/ TOMOE マスカット・ベーリーA 柳ヴィンヤード 2023
税込2,530円
南三陸ワイナリー/デラウェアオレンジ 2025
宮城県南三陸町にある町内初のワイナリー、南三陸ワイナリー。 三陸の海産物と相性のよいワインづくりにこだわっており、6月に旬を迎える魚介類と相性抜群。 『デラウェアオレンジ 2025』は、その名の通りデラウェアを使用したオレンジワインで、完熟したデラウェアを使用しているため香り豊かで力強さを感じる味わいに仕上げられています。 桃やすみれの花の香り、心地の良い酸味とミネラル感、余韻に微かに感じる渋み。 生魚を使ったカルパッチョや6月に旬を迎えるマダコの煮付け、脂の乗った入梅イワシやアジなどの青魚、岩ガキ、そしてほろ苦い肝がおいしいアユの塩焼きなど、幅広い魚介類とのペアリングが楽しめます。 梅雨時期の気分を上げてくれる、ワイン&グルメ好き必飲のオレンジワインです。
まとめ
何かと気分の晴れない梅雨の時期。 だからこそ、ワインとおいしい旬の食材で気分を上げていきたいところです。 本記事で紹介した、スパークリングワインと赤ワイン、オレンジワインは、梅雨の時期にぴったりな3本。 おいしいワインと旬の食材を楽しみながら、梅雨時期を乗り越えていきましょう。
